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スマホで使えるトランシーバーアプリ「Buddycom」とは?機能と導入事例をご紹介します

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スマホで使えるトランシーバーアプリ「Buddycom」とは?機能と導入事例をご紹介します

スマホで使うトランシーバーアプリとは?

トランシーバーアプリとは、専用のアプリをAndroid・iPhone(iOS)スマートフォン等にインストールすることで、手元の端末でも無線機の機能を利用できるサービスです。専用の機器を用いることで、離れた場所にいる複数人の間で効率的に連絡を取れるトランシーバー。現在でもイベント会場や工事現場、災害時を始めとした、多くのシーンで広く活用されています。トランシーバーは英語で「walkie talkie」と表現されます。

そんなトランシーバーと同等以上の機能を手軽に利用できるとして、近年、トランシーバーに変わって様々な企業で導入されているのがスマホトランシーバーアプリです。トランシーバアプリの他に「インカムアプリ」や「IP 無線アプリ」など言い方は様々ですが、基本的にはすべて同じと考えて問題ないです。

トランシーバーアプリの特徴

トランシーバーアプリの大きな特徴として、以下の3つがあります。

  1. 広範囲の通信距離と高い音声品質
  2. コストを抑えた素早い導入が可能
  3. ビジネス向けのコミュニケーションに特化した機能の充実

1.広範囲の通信距離と高い音声品質

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業務場面で従業員同士が連絡を取る際、通話可能な範囲や音声の品質は非常に重要です。声が聞こえない、途切れ途切れになってしまうなどの事態が発生すると、円滑な業務遂行が難しくなってしまいます。従来活用されてきたトランシーバーや無線機の場合、業務用であっても通話できる距離が限定的であったり、通信環境によっては音質が不安定になったりしてしまう問題がありました。しかし、トランシーバーアプリはIP無線という通信方法を行うため、携帯電話回線(4Gや5G)やWi-Fi接続などでネットワーク通信を行いますので電波があればすぐに利用できます。
そのため、インターネット通信が可能な範囲内であれば、世界中どこにいても通信することができるとともに、クリアな音質でコミュニケーションを取ることが可能です。

2.コストを抑えた素早い導入が可能

トランシーバーや無線機の場合、導入時に専用の機器を何台も購入する必要があります。チャンネルも複数あり混信することもしばしば。しかし、トランシーバーアプリであれば、スマートフォンを始めとした手元の端末にアプリをインストールするだけで活用することができます。
そのため、導入時に機器の購入に関する初期費用がかかりません。トランシーバーアプリの導入における金銭面のメリットについては上述のとおりです。

それでは、導入から運用までの時間についてはどうでしょうか。無線機を利用する場合、事前の免許取得・取得後の免許更新といった手続きが必要な場合があります。この手続きは通常2週間~1か月程度を要するため、機器を購入した後もすぐに使えるとは限りません。また、各種手続や免許を管理するための人件費もかかってしまいます。

一方、トランシーバーアプリを導入する際には免許を取得する必要がないため、アプリのインストール後、速やかに実際の業務で利用でき、免許にかかる人件費も削減することができます。

3.ビジネス向けのコミュニケーションに特化した機能の充実

ここまで、トランシーバーアプリは広範囲・高品質で通話できて、低コストで迅速に導入できるという特徴について紹介してきました。でも、スマートフォンなどの端末にインストールして通話やチャットを行うだけなら既存のコミュニケーションアプリでも同様のことが可能ですよね。

しかし、トランシーバーアプリには、既存のコミュニケーションツールにはない、便利な特徴があります。トランシーバーアプリは従業員同士が会話・チャットするためのツールであると同時にビジネス用のアプリケーションでもあります。そのため、LINEのように単純な電話やチャットのみではなく、日々の業務をより効率的にする様々な機能が搭載されています。利用できる機能はアプリによって異なりますが、一例としていくつか紹介致します。

トランシーバーアプリの機能

・個人/複数人でのチャット機能

通話の他、テキストでのチャットも可能。個人間でのコミュニケーションはもちろん、複数人を指定してグループを作成することができるため、複数の担当者に一括で連絡したいときにも役立ちます。

・通話音声のテキスト化

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通話の内容を自動でテキスト化。忙しい現場で手が離せず、指示を聞き逃してしまった場合でも安心して確認することが出来ます。アプリによっては翻訳機能が搭載されているため外国人を相手にする際、代わりに翻訳してくれてコミュニケーションも滞りなく進めることができます。

・リアルタイムに映像を配信しながらのグループ通話

JR東日本様のBuddycom使用風景

アプリで通話のやり取りをしながら、写真や動画の共有が可能。動画の保存も可能なため、後から何度でも見返すことができます。また、ウェアラブルカメラを用いることで、現場の映像を配信しながらの通話にも対応。テキストや言葉だけでは伝わらないような自分にしか見えていない景色・情報の伝達をスムーズに行うことで、警備や機材のメンテナンスなどのシーンで正確な状況把握・作業の確認を実現できます。

・位置情報の共有

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スマートフォンのGPS機能を用いることで、ユーザーの位置情報を確認。従業員がいる場所をマップ上で確認しながらコミュニケーションを取ることができます。地図上で話しかける範囲を選択することで、特定の店舗や地域のメンバーのみを対象として連絡も出来るため、近くにいる従業員を確認して連絡を取ることも可能です。位置情報データの取得は各デバイスに依存します。

トランシーバーアプリを活用する際の注意事項

ここまで、トランシーバーアプリのメリットについて説明してきましたが、トランシーバーアプリを導入する時に、注意しなければならないこともあります。

トランシーバーアプリ導入時の注意する点

  • アプリによっては機能やサポートが不十分である可能性がある。
  • 操作や設定の方法が複雑な場合、円滑に業務が進まないことが懸念される。

多くの現場で活用されてきたトランシーバーを始めとする無線機に比べ、トランシーバーアプリはスマートフォンを活用した技術です。そのため、アプリの種類によっては企業で導入された実績が乏しいものや、実際に導入しても機能が不十分であるために業務に上手く活かせないリスクがデメリットとして考えられます。また、十分な機能が搭載されていたとしても、従来のトランシーバーとは操作感が異なるため、操作や設定の方法が複雑だと現場の従業員が機能を使いこなせない場合もあります。

導入を検討する際には、アプリの実績や搭載機能、操作方法についてしっかりと確認する必要があるでしょう。

スマホトランシーバーアプリ「Buddycom(バディコム)」のご紹介

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導入実績や搭載機能が十分なトランシーバアプリの導入を考える場合、株式会社サイエンスアーツが提供する「Buddycom」がおすすめです。Android・iPhone(iOS)にも対応しているBuddycomは既に700社以上の企業で活用されており、業界随一の導入実績があるトランシーバーアプリです。また、他社のアプリと比較してみても、日常の業務場面に役立つ各種機能が非常に充実しています。さらに操作方法は非常にシンプルであるため、今までトランシーバーを使っていた経験豊富な従業員も、これから新しく現場に入る従業員も簡単に使用できるといった特徴があります。

トランシーバーアプリならBuddycom(導入事例)

TALK画面_iPhone
TALK画面

グループ発話

CHAT画面_iPhone
CHAT画面

チャット、トーク履歴

LIVE画面_iPhone
エンタープライズプラン
LIVE画面

ライブキャスト

MAP画面_iPhone
MAP画面

メンバーの位置確認

既に多くの企業で導入されているBuddycom。その活用場面は非常に様々です。どういった業種でBuddycomが活躍しているか、その事例を見ていきましょう。

航空(JALエンジニアリングさま)

JALエンジニアリング_youtubeサムネ
JALエンジニアリング様|事例ページ

▷利用シーン:航空機の整備

正確な情報共有が求められる整備士間のコミュニケーションツールとしてBuddycomが導入されています。悪天候時や航空機のエンジン音など、騒音が多い作業環境でも安定した品質でのコミュニケーションが可能になった他、専用機器が不要となったため、コストの削減も実現しています。Bluetoothのスピーカーマイクのノイズキャンセリングの性能が優れていますので、非常に自然な音質でクリアにるとの評価をいただいております。導入事例を見る

鉄道(JR東日本さま)

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JR東日本様|事例ページ

▷利用シーン:駅・ホームでの各種業務

駅内でのお客様のご案内や列車運行の情報共有、異常発生時の応援要請など、幅広い業務でBuddycomが活用されています。日々、膨大な乗客に対して迅速な対応が求められる中、ライブキャスト機能(映像のリアルタイム配信)を用いることで、スムーズな情報共有を実現しています。また、多くの職員が使用する中でシンプルな操作性や、大人数での通話時における安定した品質についても高く評価されています。

「Buddycom導入により、対策者が一同に交信し、かつ通信感度もクリアであり聞きやすく、我々が持っている課題が一気にクリアとなりました。今回Bluetoothを貸与していただきましたが、優先マイクに比べて取り回しに煩わしさがなく、とてもよかったです。」との評価をいただいております。

小売(イオンリテールさま)

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イオンリテール様|事例ページ

▷利用シーン:店舗オペレーション

商品の問合せへの対応や、レジの応援要請など顧客対応に係る業務を中心に幅広い場面でBuddycomによるコミュニケーションが行われています。従来、店内放送で行っていた連絡をBuddycomに切り替えたことで、各従業員間で迅速な情報共有を可能にしています。現在は、国籍の異なる従業員間のコミュニケーションや外国人のお客様への対応を見据え、トランシーバー翻訳機能の活用も見据えています。

上司から「○○をやっておいて」と言われた際に聞き直すのが申し訳ないと思ってしまうことがありその時に、聞き直せる機能があるのはとても便利で良いとのお声をいただいております。

介護(社会福祉法人 聖徳会さま)

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▷利用シーン:障害福祉サービス

困りごとが発生した場合でも、施設の利用者から離れずに職員同士での情報共有が実現されています。柔軟な対応と人員配置が求められる中で、Buddycomのグループ通話や音声テキスト化機能により、リアルタイムに情報を共有することでスピーディーな問題解決を実現しています。また、今まで紙媒体で行っていた業務も廃止され、業務時間の短縮にも繋がっています。

職員間の情報連携に加え、送迎車到着の情報共有にも利用しており、建物内と建物間を職員が随時移動をしてBuddycomを活用しています。困りごとが起きた場合などに現場からすぐに管理職に相談でき、その内容も職員に同時シェアされるので、問題解決がスピーディーに行えるようになりました。事例ページは

他社のトランシーバーアプリとの違いは?

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製品の比較資料|資料ダウンロード

Buddycomは実績だけでなく、搭載されている機能も非常に充実しています。Buddycomで利用可能な機能(一部抜粋)は下記です。

  • 個別通話
  • グループ通話(人数無制限)
  • 通話履歴の再生・チャット機能
  • 音声テキスト化
  • 映像の送受信
  • 位置情報の共有
  • 翻訳機能
  • 各種セキュリティ

こちらに掲載しているのは利用可能な機能の一部ですが、非常に多くの機能が搭載されていますね。中でも大人数でのグループ通話の実績があるアプリは、他のアプリケーションと比較しても希少であるため、特に大人数での利用を想定する場合には、Buddycomの導入が非常におすすめです。ここまで、Buddycomの機能について紹介させていただきましたが、他のトランシーバーアプリと比べて充実しているのか気になる方もいますよね。

搭載機能については、他社アプリとの比較表の詳細が以下のリンクより参照できます。Buddycomの機能性がより分かりやすい形で記載されているので、是非確認してみて下さい。

トランシーバーアプリの使い方

実際にトランシーバーアプリを導入することを考えた時、従業員が正しくアプリを操作出来るかは非常に重要です。どれほど高性能なアプリであっても、十分に使用することが出来なければもったいないですよね。Buddycomの使い方はとってもシンプルです。基本的にはスマートフォンやタブレット端末に表示されたボタンを押しながら話すだけで簡単に通話ができます。これなら従業員も安心してアプリを使うことができます。

グループ通話もできますし、個人に話しかけたい・マネージャークラスのスタッフだけで通話したいなどプライバシーの観点からも使い勝手がいいと好評です。

実際、既に導入している企業のユーザーからもシンプルな操作性を評価する意見が出ています。実際の現場で活用している職員が、使いやすいと言っているのは信頼できますね。導入したけれど、使い方が難しすぎて業務が滞るリスクが少ないのは安心です。

Buddycomの分かりやすい料金プラン

Buddycomの料金体系は「ユーザー数×プラン料金」で非常にシンプル。Talk Lite というプランなら、1ユーザーにつき月額660円(税込)で利用できます。利用シーンや使用機能によって4種類の料金プランが用意されているため、各企業の目的に合わせた導入が可能です。無線機を導入する時と違い、初期費用や登録費用は一切かからず、全てWEBで決済できるのも嬉しいですね。携帯キャリアの回線またはWi-fi環境があればすぐにご利用可能です。

  • Talk Lite

    最もシンプルなプラン

  • ¥660/ 月

    消費税込み

  • トランシーバー機能
  • かんたんログイン
  • ライブ映像配信
  • 音声テキスト化
  • 翻訳機能
  • その他エンタープライズ機能
  • お申し込み
  • Talk
    Enterprise

    高セキュリティ

  • ¥1,100/ 月

    消費税込み

  • トランシーバー機能
  • かんたんログイン
  • ライブ映像配信
  • 音声テキスト化
  • 翻訳機能
  • その他エンタープライズ機能
  • お申し込み
人気プラン
  • Livecast Lite

    映像配信として利用

  • ¥1,650/ 月

    消費税込み

  • トランシーバー機能
  • かんたんログイン
  • ライブ映像配信
  • 音声テキスト化
  • 翻訳機能
  • その他エンタープライズ機能
  • お申し込み
  • Livecast Enterprise

    高セキュリティ

  • ¥2,200/ 月

    消費税込み

  • トランシーバー機能
  • かんたんログイン
  • ライブ映像配信
  • 音声テキスト化
  • 翻訳機能
  • その他エンタープライズ機能
  • お申し込み
人気プラン

無線・トランシーバーとして利用する場合

料金プラン①:Talk Lite
月額660円
▷音声通話機能

料金プラン②:Talk Enterprise
月額1,100円
▷音声通話機能+エンタープライズ機能(音声テキストや翻訳等)

無線・トランシーバに加えて映像配信としても利用する場合

料金プラン③:Livecast Lite
月額1,650円
▷音声通話機能+映像配信機能

料金プラン④:Livecast Enterprise
月額2,200円
▷音声通話機能+エンタープライズ機能+映像配信機能

また、Buddycom では1ヵ月間の無料トライアルが可能です。トライアル期間では全機能を利用できる「Livecast Enterprise」を体験することができるので、実際に使ってみて必要な機能を確認することができます。その他、アプリの操作感を試すことも出来るので、トランシーバーアプリを検討している方や、どのプランが良いか悩んでしまう方は是非申し込んでみてはいかがでしょうか。

トランシーバーアプリ使用に必要なもの

トランシーバーアプリを利用する場合、bluetooth対応のマイクイヤホン等の周辺機器を使用することで、ハンズフリーでの会話を可能にする等、アプリの機能を最大限発揮することができます。

周辺機器を活用するメリット

  • 無線機やトランシーバーと同じように、「押しながら通話」(PTTタイプ)で通話ができるため、トランシーバーからの運用移行がよりスムーズに
  • 通話時にスマートフォンの画面をオンにする必要がないため、スマホのバッテリー消費を抑制
  • 高品質・大音量なので、現場や走行中など、騒音が激しい場所でのコミュニケーションが可能
  • 防水・防塵対応なので、スマホをしまったまま、粉塵や風雨が激しい場所でも、安全に通話
  • スマホ操作が不要になるため、業務中も手を止めることなく、円滑なコミュニケーションを実現

Buddycomでは、日本の音響メーカーと共同開発した周辺機器を提供しています。機器の操作が簡単な上、長時間の稼働も可能なため、多くの導入企業が周辺機器を利用しています。また、2022年12月21日より「Jabra Perform 45」とも連携を開始。世界的なヘッドセットブランドであるJabraの同製品を使うことで、よりスタイリッシュにBuddycomでコミュニケーションをとることができます。(詳しくはニュースリリースをご覧ください。)
ハンズフリーが可能になる他、騒音が激しい場所でのコミュニケーションも円滑になるため、トランシーバーアプリを導入する際は、利用シーンに合わせて、周辺機器(アクセサリー)のご利用も検討してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。この記事では、トランシーバーアプリの特徴や注意点、数あるアプリの中からおすすめの製品について紹介してきました。トランシーバアプリは近年普及している製品のため、便利である反面、実績や機能・サポートについてはアプリごとにバラつきがあるという注意点もあります。
アプリの導入を考えている方は既に様々な業種で実績があり、多くの便利な機能が搭載されている「Buddycom」を是非検討してみてください。なお無料トライアル期間中に周辺機器のレンタルも行っていますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。(※無料トライアル期間が過ぎても自動で有料版に切り替わることはないのでご安心ください。

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