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「承知いたしました」の正しい使い方を例文で解説。意味や言い換え表現とは?

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「承知いたしました」の正しい使い方を例文で解説。意味や言い換え表現とは?

ビジネスシーンで頻繁に使われるフレーズの1つとして、「承知いたしました」があります。幅広い場面で使える便利な言葉ではありますが、適していない使い方をしたり意味を理解していなかったりすると、相手に不快感を与えてしまうかもしれません。

「承知いたしました」は上司など目上の人に失礼のないようにするためのフレーズです。そのため、正しく意味を理解して使う必要があります。

そこで本記事では、「承知いたしました」の意味や使い方、注意点、言い換え表現を解説します。今一度自分が理解している「承知いたしました」の意味や使い方を見直して、適切なシーンで使うようにしておきましょう。

最後には弊社のコミュニケーションツール「Buddycom」についても触れるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

「承知いたしました」の正しい意味とは

まずは「承知いたしました」の正しい意味を理解しましょう。

「承知いたしました」には「わかりました」「引き受けます」といった意味があります。相手の伝えたことを理解している、仕事を引き受けるといったときに言うのが正しいと言えます。

また、ビジネスシーンで間違って使われがちな「二重敬語」。敬語を重ねて使うことで不適切に表すことにもなりますが、「承知いたしました」の場合、「いたす」は謙譲語、「ました」は丁寧語となっているため、丁寧な表現とされています。

そのため、「承知いたしました」は二重敬語にあたりません。謙譲語と丁寧語を組み合わせていて、理解したことを相手に伝える言い方として適切です。

「承知いたしました」の正しい使い方や例文

承知いたしました_画像1

ここでは、「承知いたしました」の正しい使い方について、例文を交えながら解説します。使い方に不安のある方は確認してみてください。

パターン1:口頭

例文①承知いたしました。次回の打ち合わせまでに準備をお願いいたします。
例文②承知いたしました。こちらから1週間以内に資料を送付いたします。

「承知いたしました」の利用シーンとして多いのが、対面や電話といった口頭での会話。相手の発言や依頼などに対して、「理解しました」もしくは「引き受けます」という意思を伝えるときに、「承知いたしました」と言うのが適しています。

また、「承知いたしました」の前もしくは後の文章で、こちらが把握した内容を伝えるのも効果的です。「承知いたしました」だけだと、相手と共有していることが誤っているリスクがあります。誤認識のまま仕事や作業をしてしまうと、相手への失礼や大きな損失に繋がりかねません。

こうしたミスコミュニケーションを避けるために、「承知いたしました」の前後で共有した内容をもう一度言語化するようにしましょう。例文の場合、「次回の打ち合わせまでに準備をお願いいたします」や「こちらから1週間以内に資料を送付いたします」といった内容が該当します。

こうした内容の復唱も踏まえて「承知いたしました」を使うと、適切にコミュニケーションが取れるようになります。

パターン2:メール

例文③来月の会議のスケジュールについて、承知いたしました。
例文④現場の進捗状況について、承知いたしました。

「承知いたしました」はビジネスメールでも使えます。メールにおいても、相手に理解したことを伝えるフレーズとして適しています。

また、メールでも「承知いたしました」の前後に、把握した内容を入力しておくと良いでしょう。何について承知したのか相手にわかってもらうために、内容を復唱しておくのが効果的です。

特にビジネスメールの場合文面でのコミュニケーションとなるため、ミスや誤認識が起きやすいと言えます。了承した内容をこまめに記載しておくことで、お互いに共通して認識できるようになります。

「承知いたしました」を使うときの注意点

承知いたしました_画像2

丁寧な言い方として多くのビジネスシーンで使っている「承知いたしました」ですが、注意するべき点もあります。万能のフレーズでも、適切な使い方をしないと失礼にあたるかもしれません。

ここでは「承知いたしました」の注意点を紹介します。

「致しました」と漢字で表記するのは間違い

メールでのやり取りで「承知いたしました」と入力する際に間違えがちなのが、「承知致しました」です。しかし、漢字とひらがなでは意味が違います。

漢字で「致しました」の場合、動詞としての意味になります。「私の不徳が致すところです」や「遠い故郷に思いを致していた」などのように、動詞として使う場合は漢字で表記するのが適切です。

一方で、ひらがなで「いたしました」の場合、補助動詞としての意味が含まれます。「よろしくお願いいたします」や「ご足労をおかけいたします」のように、前の動詞を丁寧にします。

メッセージを送信するときに、「承知致しました」と間違えやすいですが、これではニュアンスが異なってしまいます。「承知いたしました」の場合、補助動詞として使われていることを把握しておきましょう。

目上の人や社外の人に使うようにする

「承知いたしました」は謙譲語の意味が含まれるため、相手に対して敬意が込められたフレーズです。そのため、目上の立場にある人、上司や取引先の相手向けと言えます。

一方で同僚や部下など、立場が同等か目下の相手に対して使うのは適切ではありません。かしこまった言葉遣いが、かえって失礼になっている可能性があるため、表す言葉を変える必要があります。

「了解しました」と言ってみたり、関係性が構築されていれば敬語を外してコミュニケーションを取るのも効果的です。「承知いたしました」は万能ですが、使う相手には気を付けましょう。

「承知いたしました」の言い換え表現と類語

オールラウンダーっぽい画像

前述したように、「承知いたしました」は使う相手や状況によって不適切と見なされるケースもあります。そのため、「承知いたしました」を言い換えた表現や関連する類語を知っておくと、失礼のないコミュニケーションが取れます。

ここでは、「承知いたしました」の言い換え表現や類語をいくつか紹介します。

1.承りました

「承る」を丁寧にしたフレーズです。「承知いたしました」と同じ意味を持ちますが、「承りました」は主に取引先やお客様に使うのが適しているため、少しニュアンスが違います。

2.承諾しました

「承諾しました」も理解したことを伝えるときに使える表現方法です。「相手の依頼や発言を聞き入れた、承諾した」という意味になります。

3.わかりました

「承知いたしました」を砕けた感じに言うと、「わかりました」となります。これはカジュアルな表現のため、上司など目上の人に使うのは適切ではありません。同僚や部下など、フランクに話せる間柄の中で使ってみると良いでしょう。

4.了解いたしました

「了解」と「承知」は意味の違いがほとんどないため、「承知いたしました」と同じ意味で使えます。目上の人に言う際は、「いたしました」を付けるようにしましょう。

5.かしこまりました

「かしこまりました」には、理解したことや把握したことを伝える意味があります。ただ、使う場面としては接客シーンが多く、フォーマルな場面では「承知いたしました」の方向けの表現です。

断る際の表現方法

「承知いたしました」は相手の要求を受け入れることを指しますが、ビジネスシーンでは相手の要求を断る場面もあります。そのため、目上の人からの要求を断る際の表現を知っておく必要があります。

断る際は、「承知いたしかねます」というのが最適です。「かねる」には「~できない」といった意味があり、否定を柔らかく相手に伝えられます。「いたす」という謙譲語と一緒に使うことで、へりくだった表現になります。

目上の人に対して直接的に断るのは失礼にあたります。「できません」といった言い方を避けるために、「承知いたしかねます」は遠回しに断ることができる表現です。

「承知いたしました」の英語表現

グローバル化が進み、外国人と仕事をする機会も増えています。ビジネスにおけるフレーズを英語で言えるようにしておくと、スムーズなコミュニケーションが可能です。

ここでは、「承知いたしました」の英語表現を3つ紹介します。

I understand

understand には「理解する、分かる」といった意味があり、「承知いたしました」を表すことが可能です。この言い方は、ビジネスシーンだけでなくカジュアルなシーンでも使えます。

そもそも英語には目上の人専用のフレーズはないため、同じフレーズでも相手との立場関係によって意味合いが変わることを知っておかなければいけません。I understand の場合、目上の人に使えば「承知いたしました」、同僚や部下に使えば「わかりました」という意味になります。

OK

OKは「わかった」という意味で、カジュアルなシーンで使うのに適した表現です。また、「よし」や「はい」といった意味もあり、相づちに近い感覚で使えるでしょう。

いずれにしても、ビジネスシーンでは使う場面や相手が限られます。「承知いたしました」と同じように、目上の人には使わないようにしましょう。フランクな口調に聞こえて失礼に思われるかもしれません。

Noted

Noted はビジネスシーンで頻繁に使われるフレーズで、「承知いたしました」と表現できます。Notedだけで「了解しました」という意味になるため、メッセージアプリなど文面で使いやすい英語表現です。

Noted だけの場合砕けた言い方となるため、気軽に言いたいときに使ってみると良いでしょう。

Certainly

Certainly でも「承知いたしました」という意味になりますが、Understand やNoted に比べて丁寧な言い方となります。他にもOf course やSure などにも「承知いたしました」という意味があります。

I understand やNoted といったカジュアルな言い回しが適切かどうか迷ったときは、上記の英語表現を使うと適切に伝えられるでしょう。

円滑なコミュニケーションをとりましょう

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理解した、引き受けたことを丁寧に伝える「承知いたしました」。ビジネスシーンで多く利用できるフレーズのため、正しく意味を理解しておくと、多用しすぎず適切な場面で使えます。

使用する際の注意点や言い換え表現・類語もあわせて覚えておきましょう。使い分けることができるようになると、円滑なコミュニケーションも可能です。

「承知いたしました」という理解や認識をグループや組織に共有するには、コミュニケーションツールが不可欠です。大人数での使用や現場とのスムーズな通信が可能なコミュニケーションツールは、業務の効率化を促進します。

とはいえ、コミュニケーションツールは数多く流通しているため、どれを選べばいいか迷ってしまう方もいると思います。利用できる機能も多く、実用性の高いツールを判断しにくいかもしれません。

そこでおすすめなのが、インカムアプリ「Buddycom」(バディコム)です。Buddycomは大規模な法人ユーザーに対応し、リアルタイムで現場とのコミュニケーションが図れるツールです。データ通信やWi-Fiを活用し、スマートフォンやタブレットで通信できるサービスとなっています。

以下では、Buddycomの特徴について紹介します。

1.デスクレスワーカーに貢献するライブコミュニケーション

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Buddycomの最大の特徴は、インターネット通信網でのライブコミュニケーションが実現するという点です。インターネット環境があれば、場所を問わない円滑なやり取りが可能です。

また、ワンプッシュで通話ができるため、現場で使われるインカムやトランシーバーに代わり、効率的なコミュニケーションが実現できます。複雑な操作も必要ありません。

業務の情報共有において、専用のURLを発行したりメンバーをチャットグループに招待したりと、面倒な手順を踏まなければいけないツールもあります。Buddycomはこうした手順を最小限に抑え、効率的に情報を共有できます。

2.自社開発の強みを活かした豊富な機能

Buddycomは自社開発によって作られたコミュニケーションツールです。そのため、音声通話やライブキャスト機能にとどまりません。

Buddycomには、通話音声のテキスト化や翻訳、通話履歴の保存・再生など、デスクレスワーカーにとって使いやすい機能が搭載されています。手が空いてないから電話に出られない、騒音で上手く聞き取れないといった現場での課題を、Buddycomは解決します。

業務に活用できる機能に加え、ChatGPTや映像中継、緊急時の連絡手段としても使うことが可能です。数多くの機能が使えるのは、Buddycomの特徴であり強みです。

3.大規模範囲での通信にも対応

Buddycomはスマートフォンやタブレットで完結するため、通信機器を持ち運ぶ際の負担を減らせます。特に移動が多いデスクレスワーカーにとって、持ち運びの負担経験は大きなメリットとなるでしょう。

さらに、Buddycomは大規模範囲での通信にも対応します。Buddycomのサーバーは世界の4地域で稼働しているため、広範囲での通信が可能です。通信環境内には数千、数万のユーザーがいて、サーバーの同時稼働により通信負担を分散する構成となっています。

これによって、大規模範囲での通信ができる仕組みとなっているのです。世界規模での通信もできるのが、Buddycomの大きな特徴と言えます。

4.業種・職種に適した周辺機器への対応

様々な周辺機器の使用風景

Buddycomはスマートフォンやタブレットに加え、周辺機器にも対応しています。ヘッドセットやイヤホンマイクなど、業種や職種ごとに適した通信機器を使うことで、業務が効率的になります。

Buddycomはそうした周辺機器にも対応しているため、利用できる範囲が広いのです。実際に、お客様のうち99%はサイエンスアーツが提供する周辺機器を利用しています。周辺機器はスマートフォンを使わずに済む以外にも、PTT・大音量・防水・防塵といった機能があり、オペレーション業務を助けます。

世界の音響機器メーカーと連携し、Bluetoothやノイズキャンセリングといった便利な機能を備えた周辺機器を用意しています。業種や職種に適した周辺機器を利用すれば、業務がさらに効率的になるでしょう。

こうした特徴を持つBuddycomは、多くの企業で導入されており、利用者から高評価を得ています。3年連続シェア1位、2023年時点で導入実績800社以上となり、業種や職種の異なるさまざまな会社で利用されています。

業務中のコミュニケーションで困っている方、円滑なコミュニケーションを実現したい方は、Buddycomの導入を検討してみてはいかがでしょうか。Buddycomはさまざまな問題を解決し、効率的なコミュニケーションをかなえてくれます。

サイエンスアーツでは現在、月額料金660円~でBuddycomを始められるプランがあります。今回紹介した機能が660円から使えるため、費用以上の効果を得られるはずです。また、サイエンスアーツでは周辺機器も提供しており、Buddycomと合わせて購入することが可能です。

興味のある方は、月額料金660円~からBuddycomを始めてみましょう。

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